どうも、まきです。
先日は中田敦彦さんの講演会に行ってきました。
そのテーマは「僕たちはどう伝えるか:プレゼン能力はビジネスマンだけのものじゃない!」

営業をしている自分は興味があって行ってみました。
なぜ私たちにはプレゼン能力が必要なのでしょうか?
実は日頃から私たちはプレゼンをしているからなんですね。
例えば、あなたが学生で留学に行きたいと思っているとします。
そこで親に留学金を出してもらいたいと考えているときに両親を説得しますよね。
その時に”なんで留学に行きたいの?”って聞かれてプレゼンをしているんです。
「留学で語学を学ぶと同時に今後グローバル化が進む中で今時間がある時に留学するのは私の将来には必要なことなんだよ!だから留学するのを認めて欲しい!」っていうかと思います。
ですがこれがこんな言い方だったらどうでしょう。
「え?だって留学ってかっこいいじゃん」
これじゃ行きたい理由が明確じゃないのでよほどことがない限りは親も簡単にはOKを出せないと思います。
そこで中田敦彦さんはプレゼンをみんなに必要なスキルであり、そのためには何を意識したらいいのかを仰っていたので書いていこうと思います。
目次
やってはいけないこと
まず講演スタートから始まったのは、プレゼンする際にやってはいけないこと。
プレゼンをするために視聴者・聴衆者はこんなことを気にして聞いているから僕たちは3つのことを意識しておかないといけないと言っていました。
その3つとは何か?
それは、「1、読まないこと」「2、下げないこと」「3、怠らないこと」でした。
それぞれコンテンツが短く、インパクトに残りやすい。
かつ不思議・興味をもつポイントを入れ私たちを魅了していく話し方が、中田敦彦さんの世界観が出ていて圧倒されました。
では早速3つの要素について説明していきます。
1、読まないこと
読まない。それは何を読まないということなのか?
「原稿」を読まないということです。
よく学生さんのスピーチでは、原稿を読んで話したりしますよね。
または暗記してても不安だから壇上には原稿用紙を持っていく。
そう言った行為を視聴者・聴衆者にとっては目に付くところなんです。
そんな行為をしている発表者をみたら、「この人は準備しなかったのかな?」「この人は自信がないのかな?」と思います。
でもそれって普通じゃない?
と思う方もいるとは思いますが、社会人の私たちには時間は特に貴重なもの。
そんな時間を割いて講演を聞きにきているので、しっかりとしな内容の話を聞きたいものです。
なのでそんな行為をみたら私たちは、「大丈夫?」ってなりますよね?
損した気持ちを持たれないように、私たちは原稿用紙を持って行かないことが大事なのです。
2、下げないこと
下げない?これを聞いたときは頭の中は混乱しました。
プレゼンで下げないこと?って意味がわかりませんよね。笑
さすがあっちゃんだなって思いました。ここで視聴者さんを自分のプレゼンに巻き込む。
そう言った行為で興味がグッと湧き、話にのめり込んじゃいました。笑
では下げないって何を下げないか?
「自分のハードルを下げない」ということだそうです。
よく発表中、「スライドの後半は少し雑なスライドとなりましたが・・・」みたいな補足をして、謙虚な感じで話しますがこれは単純に言い訳です。
時間を割いてきたのに、スライドが完成されていない?って思いでその発表をみていくのでこれも無駄だったなって感じてしまう要因になりやすいんですよね。
それこそどんな状況でも、しっかりと完成させる。言い訳をしない。
できなかったら、できなかった所に目を向けさせないようなプレゼンに変える。
そういった努力が必要になる。
そんなことを仰っていました。
3、怠けないこと
これはすぐにわかるかと思います。
それは「練習を怠けないこと」です。
「人前で話すことは得意、フリートークは得意、俺なら大丈夫でしょ!」
と思っている方も壇上にたった瞬間頭が真っ白になることがあったと思います。
壇上は今までいた状況とは全く違う状況なんだそうです。
そんな中でうまく話していくには、練習すること。
あっちゃんは、テレビ番組「しくじり先生」で名プレゼンと言われていますが、本番前に3回人前で全て通して発表練習をするらしいです。
そのくらいの練習量がないと本番では真っ白になって話せなくなるとのことでした。
やった方がいいこと
やった方がいいことに関しては、入れは方が説得力が増すという意味でお話されていました。
3つやった方がいいことがあり、「1、公共性を持たせること」「2、革新性があること」「3、実現性があること」とのこと。
それぞれまた説明をしていきたいと思います。
1、公共性を持たせること
あっちゃんはある集落があり、その村長さんが長としてやめるから後継者を探している例えから始まりました。
その村長は長として後継者を探しているのと同時に自分の資産も受け継いで欲しいと願っています。
その中で村人が2人ほど立候補してこんなことを言ったとします。
あなたならどのひとを選びますか?
一人目は、「俺は村長になりたいんだ!」という人。
二人目は、「隣村との間に川が流れていて、その川を渡るのに遠回りをしないといけない。だから僕は橋をかけたいんだ!」
自分が村長ならこの二人から誰を村長に選ぶかは決まってますよね。
僕なら後者の人を選びます。
それはなぜか?
みんなが特になることをしたいと言っているので、それは後継者として村長としての振る舞いができそうだから。
これこそ公共性です。
自分の選択がみんなにとってメリットのあること。
営業の仕事をしているなら、お客さん一人に対してのメリットでなく勤めている会社やその方のご家族までもが特になるようなメリットのある商品だったら買いやすいってことです。
なので公共性を含ませるのがメリットがあるようなプレゼンになるので受け入れやすいとのことでした。
2、革新性があること
ここで橋の話の話をしていきます。
仮に橋をかけたいからその方を村長に選ぼうとしてもどんな橋をかけたいのかが気になるところ。
どんな橋をかけたいのか村長が聞いた時に「大きい丸太を置くだけの橋にする!」となったらそれだと今まであった方法となんらわかりない。
それこそ村長が渡すお金を使ってまでもやらないといけないことなのか?と言った疑問視する点が生まれてきます。
なのでその人を村長にしたいけど今まで通りだったら、他にもっといい橋をかけたいと言った方が居たらその人を選んでしまうのは必然的です。
なので「橋にQPコードのような、ハイテク機能をつけて誰がうちの村に入ってきたのかが分かれば安全性も高められる!」といったプレゼンにしたら革新性があって”今までにない!”という観点から採用される。
このような例であっちゃんは革新性の必要性を言っていました。
3、実現性があること
最後は実現性。
単純に革新性だけでプレゼンしてもそれが実現できそうになければやっても意味がないといった判断を下されたら終わりです。
俺の方が斬新なアイディアがある!それはどこでもドアを作ることだ!
といった村人がいたとしてそれはいつ頃完成するのか?
と聞かれた時に数十年後、いや何年かかるかわからないけど完成してみます!
と言われてもそれを採用しようとは思いません。
だって完成するかもわからないのにそこにお金を使っては無駄になる鴨だし村人もいつまで待てばいいのだ?と疑問視してしまいます。
そしたら既存の技術を使って革新的な橋を作った方が実現性があるので採用されるってことなんですね。
まとめ
ここまで3つの”やってはいけないこと”、”やった方がいいこと”について講演会でおっしゃっていたことについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
日頃から自分の意見を通すのがうまいなと思っている方は3つのルールをしっかりと実行している人ではないでしょうか。
すでにそんなの当たり前と思った方もいるとは思いますが、当たり前でも実行できている人は少ないのではないでしょうか。
仮に実行できたとしてもあっちゃんのプレゼンはタレントのスキルで視聴者を話術で魅了しかつ話がとても面白い。
そういった意味で学ぶとこをがたくさんある講演会だったと思います。
ぜに中田敦彦さんの講演会に参加してみて生のプレゼンを体感してみたらいかがでしょうか?
一応中田敦彦さんは本を出版しておりますので、参考までにご覧ください。
今日はここまで。
では。