どうも、まきです。
本日は「世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか? 著者:戸塚 隆将」の書評をしていきたいと思います。
実はこれ読んだのは大学生の時です。
僕自身大学生から、早く社会人として働きたいと思い勉強しようと思いこの本をとった記憶があります。
少し気取っていたところがあったかもしれません。
ですが社会人になってこの本を読み返すとほんとその通りだなと思うことがあるので自分が良いなと思ったことをシャアさせていただきます。
目次
1、人とのつながりを大切にする
大学生時代に読んだときは、人付き合いなんて必要なのかと思うくらいグレていました。
ですが社会人になって思うことは、仕事は人無しでは成り立たないことです。
私生活でも一人でできることは限られてくると思います。そういった中で人付き合いはやっぱり大切何だなと感じますよね。
感謝の気持ちを持つこと
みなさんは感謝の気持ちを常に持っていますか?
とてもスピリチュアルな感じを言っていますが、これは単純に相手に感謝することが大事ではないのです。
感謝の気持ちを持つことで一番のメリットは、、、
自分が心地よい気持ちになれること!
なんです。
感謝することは、ベクトルとしては相手に向かっていると思いますが実は自分にメリットが大きいのです。
もちろん感謝の気持ちを持っていることで相手に伝えることは大切です。
ですが、ここでは伝えることよりその気持ちを持つことが一番大切何だなと感じました。
その気持ちがあれば、行動となって相手に必ず伝わると思います。
人間関係はまずは名前を覚えること
当たり前ですよね。
実際昔の僕は名前を覚えることがとても苦手でした。
ましてや漢字も苦手なのでうまく他人の名前を覚えることができなかった時があります。
ですが想像してみてください。
昨日初めて会った知り合いに名前と漢字すらも覚えてくれ、なおかつ会った時に呼ばれたら気分は良いかと思います。
名前を呼ばれて気持ちよくないと思う人はいないと思います。
名前は生まれて初めて持つ宝物・財産なので。
なので名前を忘れないことが人と関わっていくことで一番重要なことになります。
名前の覚え方のコツを簡単に書きますね。
会った時にフルネームと漢字の書き方を聞きます。
その後別れたら、すぐにメモにします。(ここで日記を使うのも良いでしょう)
内容としては、名前・その時の服装・話した内容を書いときます。
そしてそのネタを次会った時に使えば、その人は自分のことを覚えていてくれたんだと認識するので、嬉しくなり関係性は良くなるでしょう。
2、内面と外見を磨く
外見は内面の一番の外側と言われています。
なのでまずは内面を磨くことが一番なのかなと思います。
すみませんは言わない
何でも”すみません”という方がいます。
実は僕も昔はそうでした。自己防衛かわからないのですがすみませんと言って自分の地位を保持しようと思っているんですよね。
つまりプライドが高いのです。
もちろん本当に悪いことをしたら謝ります。
ですが、何でも間でも”すみません”というのはやめましょう!
”すみません”が出そうになった時は、ぐっと溜めるようしてください。
逆に感謝していきましょう。”ありがとうございます!”のように。(「すみません=I’m sorry 」であり海外では好きとはされないらしいです。)
正解のない問題を考える癖をつける
社会人になったら、仕事は結果主義になります。
学校では過程を重視してきましたが、そんな世の中ではありません。
そんな学校生活を送ってきますと、結果よりプロセスを意識して社会人になります。
もちろんプロセスを見直すなどで結果につながれば良いのですが、プロセスばかし意識してはいけません。
常に結果が出るためには、なにをしたら良いのかを考えましょう。
自分で考えること
社会人になったら必ず言われます。
ですが、自分で考えろというと何を考えたら良いのかを迷ってしまうかたもいるかと思います。
一番大事なのが正しい答えを導き出すのではなく、自分が考え出した答えが大事なのです。
正解は無いと先ほど書きましたが、正しい答えなど無いんですね。
その状況で最適な答えが出せれば。
また知識がないと考えることもできません。
なので自分で調べて考え出し、それを上司なり指導者なりに見てもらってください。
3、時間に支配されずに動く
学生までは時間について特に意識していたわけではないかと思います。
それこそ若いのでまだ大丈夫だ。
大人になってからやれば良い。
このように思って過ごされていたかと思いますが、社会人になったら違います。
もう時間がなさすぎて、みんな欲しいと思っているはずです。
中にはフリーランスとして働き、自分の時間を有意義に使っている方もいらっしゃるかと思いますがそれは少数でしょう。
フリーランス以外の働き方で決まった時間で働かないといけない環境にいる方はどうしたら時間に支配されずに行動できるのでしょうか。
朝一ダッシュをかけるための儀式
支配されるということに補足を加えますが、自分で時間を調整できるということです。
そのためには、まずは朝からのスタートダッシュが大事でしょう。
朝は一日の中で最も効率的に頭が動く時間帯とされています。
起床後頭の中は整理されている状態だからです。
そのため考え事に適しているとされています。
ですが、それはあくまでもやることがある方に限った話です。
朝から何したら良いんだろうと考えてしまうと、その時間が無駄になってしまいます。
なので前日に何をしたら良いのかを書き留めとくのです。
つまり”TODOリスト”を作成すること。
それが翌日の朝からスタートダッシュを切れる儀式となるでしょう。
優先順位設定法
この本の中で僕が一番良いと思った内容です。
優先順位の決め方です。
優先順位を決める際はどのような基準で決めているのでしょう。
納期でしょうか・タスク量でしょうか
様々な基準があると思いますが、この章での基準は”時間と緊急度”で考えます。

上表のように、4つのカテコライズを行います。
そのあと、自分がやるべきTODOリストを入れて行くのですが、ここで注意したいのがやる順番です。
この本では、Aの対応→Bの着手→Aの着手→Cの着手→Dの着手の順で行います。
4、コミュニケーションで成果を出す
コミュニケーションは仕事においてガソリンと同じような働きがあるのではないかと思います。
それこそ、コミュニケーションなしでは仕事はうまく回せません。
なのでそのコミュニケーションを身につけていく必要があるのです。
仕事を頼まれたその場でイメージ共有
仕事を任されたのち皆さんはどうするのでしょうか。
僕も以前は”はい”の一言で全て行なっていました。
そのため完成後の上司とのイメージが違い再度やり直しが多かったのです。
そのミスをなくす方法が、頼まれた仕事はその場でイメージ共有すること。
仕事といっても人が行うもの。
完成形の好みやイメージは違うものです。
なので頼まれた瞬間に”このような完成形を作成すれば良いのですか?”と聞きましょう。
またその場で聞くときのほうが、一番質問に答えやすい状態なのでなんでも教えてくれます。
むしろ時間が立ってしまうと聞きづらくなるので、この時が一番聞きやすいタイミングと言えるでしょう。
引き受けた仕事は5分間限定でやる
これは先ほどの優先順位の話の”Aの領域”の部分です。
初めの5分間で全体の把握をする。
その5分でやるべきことは、上司からの指示を再整理すること。
そして完成日一日前に完成させるスケジューリングをする。
仕事を任された後の5分間は相手もまだ頭の中に意識があるので、質問そのものも回答しやすいのです。
なので、受けた仕事はすぐに行い5分間だけやるのです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
「世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?」を社会人になって再び読み返すと見る部分が変わってきます。
本の見るポイントも変わってくるのだなと実感しました。
ここに挙げたのは僕がみた時に良いと思ったことです。
なので、皆さんにとってはまた違う点からの気づきがあったり学ぶ点が多いでしょう。
ぜひ自分もエリートの仲間入りをしたいならその習慣を身に着ける良いきっかけになる本ではないでしょうか。
今日はここまで。
では。