初めまして!カップル旅行図鑑です!(Instagram)
本日は「意味報酬」について書いていこうと思います。
今どの会社も人手不足で困っているかと思います。
そこで会社としては賃金をあげるといった手段を取りますが、人はそれでは会社にいることの意味を持ちません。
本当に会社に居たいと思うのはどういった報酬を社員に提供できたら残るのでしょうか。
そこで意味報酬といった言葉が出てきます。
目次
意味報酬とは?

会社で働くと必ずもらえるのが”経済報酬”ですね。つまり賃金です。
ですが意味報酬は金銭となるのもではありません。
これは形のない報酬となります。
意味報酬とは、「自己のモチベーション・社会貢献度・自己成長」などがあたります。
この内容だけですと報酬なのだから会社が私たちに何かを提供するものだと思いますが、これは会社に属していることで得られる気持ちもことになります。
気持ちなどは自分の中で作るものですが、モチベーションなどは環境に大きく関係します。
それこそ今属している組織・人間関係などが影響で自分が抱える気持ち・モチベーションが決まってくるんですね。
この意味報酬は上記のような意味で、会社が与えているということになります。
意味報酬は今後は大事なのか?

今の社会は賃金を重視しているように感じます。
「給料のいい会社はどこかな。」「もっといい給料の会社に転職したい」など。
ですが金銭で引き止められるほど人間関係というのは簡単ではありません。
例えば、今働いている会社(A社)が月の給料が30万→40万にアップしてくれる提案をしたとします。
ですが、お金目的で働いているのであれば、違う会社(B社)が50万の提案をしてきたらB社に転職するのではないでしょうか。
それでは会社は人件費がかさばり倒産の可能性も考えられます。
ですがここで意味報酬を軸に提案して行くとします。
- A社は賃金をアップはできないが、重要かつ社会貢献度も高い仕事を任せるとしたとします。
- B社は賃金はアップするが、仕事内容は雑務で使い回しされるような仕事だとします。
この業況化では、どちらをとる割合が多いでしょうか。
それは多くはA社をとることが多いと考えられます。
以前にも書いた内容でありますが、今の社会はマズローの5段階欲求の上位の自己実現欲求を満たしたいと思う方が多くなっているからです。
自己の重要性を認められたい。だから給料が低くても今の会社で働いているんだと思う方が多いのではないでしょうか。
-
-
【報酬にもいろんなのがある?】意味報酬とは?
初めまして!カップル旅行図鑑です!(Instagram) 本日は「意味報酬」について書いていこうと思います。 今どの会社も人手不足で困っているかと思います。 そこで会社としては賃金をあげるといった手段 ...
続きを見る
歴史は繰り返す?報酬の価値とは
最後ですがこの見出しの意味が気になりますよね。
戦争時代でものこ考え方はありました。
「金銭で雇うことによって成り立つ傭兵(ようへい)制度がなぜ役立たないについての問題だが、その理由はこの種の兵士たちを掌握できる基盤が、支払われる給金以外にはないというところにある」
マキャベリ・戦略論
マキャベリは、イタリア、ルネサンス期の政治思想家です。
この戦略論は主にローマ軍を参考としており、当時イタリアで主流であった傭兵による軍事組織ではなく、自国民を徴集して軍事組織を作ることが主張してました。
このことは会社範囲でも同じことが言えます。
お金で人を雇うことは、時に裏切りを招くこともあるでしょう。
ですが会社や部署の上司に忠誠心を持った人材はそういったことはありません。
ローマ時代でいうなら、指揮官のために自分の命を捧げることは可能かといったら忠誠心がない限りそれは無理ですよね。
お金は道具であって、人間関係を作るためには最重要項目ではないことがよくわかるかと思います。
まとめ
ここまで意味報酬について書いてきましたが、組織の人手不足は問題点となっている中で金銭ではなく意味報酬も重要視すべきと思います。
もちろん金銭も高く、意味報酬も十分に感じれる環境が一番望ましいですがそれを実現するには難しい面が多いです。
賃金はすぐにはあげられないが、意味報酬は上司や会社範囲ですぐにでも行える項目です。
そしてそれは将来的な大きな投資かと思います。
今後会社を起こすかたは金銭ではなく、この意味報酬を重要視して事業を行わないと行けないかもしれないですね。
今日はここまで。
では。